使役・尊敬の助動詞「す・さす・しむ」の基本的な活用、識別の仕方をわかりやすく解説しています。また、識別の練習問題を無料でダウンロードすることができます!
助動詞「す・さす・しむ」の基本知識
助動詞「す・さす・しむ」には ①使役 と ②尊敬 の2つの意味があります。
「せ」「さす」「しむ」は全て未然形接続になります。
「せ」は四段・ナ変・ラ変の未然形、「さす」はそれ以外の動詞の未然形、「しむ」は全ての活用語の未然形に接続となります。
①使役「~せる」 … 他人に何かをさせるときに使う助動詞。ほとんどが単独で使われている。
例①)「さるは、たよりごとに、ものも絶えず得させたり。」(土佐日記)
②尊敬「~なさる」 …「給ふ」や「おはす」などの尊敬語を伴うことが多い。
例)②いといたくあはれがらせ給ひて、物も聞こしめさず。(竹取物語)
↓ 基本的な文法事項をまとめたプリントです。(復習などに使ってください。)
「せ」の識別
助動詞「せ」には ①使役 ②尊敬 ③過去 の3つの意味があるため、その言葉が何の意味になるのかを判断(識別)する必要があります。
①「せ」の上が何活用になっているか(接続しているか)を確認する。
未然形に接続している ⇒ 使役 or 尊敬
連用形に接続している ⇒ 過去 (連用形以外に接続する例外あり。)
②「給ふ」や「おはす」などの尊敬語があるかないか確認する。
尊敬語が接続している ⇒ 尊敬
尊敬語が接続していない ⇒ 使役
ただし、例外もあるので意味を確認し、違和感がないかどうか見るようにしてください。
※ 動詞の「す」の判別も含まれる場合があります。その際は、用言に接続してるかどうかを確認して、動詞、助動詞の区別をつけるようにしてください。
練習問題(PDF)
助動詞「す・さす・しむ」の練習問題です。
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助動詞「せ」の識別 練習問題②
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